プロネクサス 2Q増収増益、上場会社ディスクロージャー関連が好調

2019年11月1日 14:14

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記事提供元:フィスコ


*14:14JST プロネクサス---2Q増収増益、上場会社ディスクロージャー関連が好調
プロネクサス<7893>は10月31日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.9%増の140.83億円、営業利益が同8.5%増の26.79億円、経常利益が同8.3%増の27.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.7%増の18.56億円となった。

上場会社ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比2.2%増の65.94億円となった。招集通知のカラー化と受注社数増による増収に加え、上場企業が金融庁の電子開示システム「EDINET」に提出する開示書類データのXBRL対象範囲が拡大したことにより、決算関連の売上が増加した。また、開示書類作成を支援するシステムサービス・アウトソーシングサービスの増収も寄与した。

上場会社IR関連等の売上高は前年同期比7.2%増の34.41億円となった。コーポレートガバナンス・コードの制定を背景として、IRサイト構築等のWebサービスや英文翻訳サービス、株主総会ビジュアル化サービス等の受注が増加した。

金融商品ディスクロージャー関連の売上高は前年同期比0.3%減の35.03億円となった。国内投資信託市場は、一部ファンドの新規設定が減速し、主力製品である運用報告書や届出書が減収となった。また、J-REIT市場関連製品や外国投信も減収となった。一方、金融商品の各種販促ツールや広告、金融機関のディスクロージャー誌等が増収となった。

データベース関連の売上高は前年同期比123.8%増の5.44億円となった。既存顧客の契約更新が順調に推移するとともに新規顧客の開拓が進展した。また、2018年11月1日付でアイ・エヌ情報センターを連結子会社化したことで大幅な増収となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の237.00億円、営業利益が同2.0%増の25.50億円、経常利益が同4.4%減の26.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.1%減の18.30億円とする期初計画を据え置いている。《SF》

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