マザーズ先物概況:反落、イベント前に利益確定売り優勢

2019年10月30日 15:35

印刷

記事提供元:フィスコ


*15:35JST マザーズ先物概況:反落、イベント前に利益確定売り優勢
30日のマザーズ先物は前日比11.0pt安の854.0ptと反落した。なお、高値は867.0pt、安値は853.0pt、取引高は964枚。本日のマザーズ先物は、米国の金融政策に関する重要イベントを前に反落となった。マザーズ市場は現物の方が前日までの間に8連騰するなど高値警戒感もあったことから、本日は、前日の米国市場の反落を受けて、利益確定売りが優勢な展開となった。とりわけ、米連邦公開市場委員会(FOMC)での今後の利下げ動向についての議長発言によっては相場の方向感も変わるだけに、イベント前に大きく動けないという思惑が強かったと考えられる。結果、マザーズ先物は直前のナイトセッションの間には大きな動きはなかったものの、日中取引では、寄り付きに高く始まった後はすぐに売りの勢いに押され、その後は安値圏でのもみ合いとなった。売買代金上位では、昨日新規上場したジェイック<7073>が17%超の大幅下落となったほか、昨日に大幅上昇したサンバイオ<4592>やホットリンク<3680>も大きく売られた。一方、昨日初値を付けたばかりのセルソース<4880>が21%超の大幅続伸となったほか、そーせい<4565>や中村超硬<6166>も上昇した。《YN》

関連記事