後場の日経平均は89円安でスタート、カプコンや安川電などが下落

2019年10月30日 13:07

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22884.69;-89.44TOPIX;1662.90;+0.22

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比89.44円安の22884.69円と前引けから下げ幅をやや拡大して取引を開始した。午前の日経平均は8日ぶり反落。ランチタイム中の225先物は22870円-22900円のレンジで推移。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。アジア株も軟調。この流れから後場の日経平均は下げ幅を小幅に拡げる形でスタート。目先の利益を確定する動きも見られる一方、米国FOMCの結果を見極めたいというムードも強く、やや下げ幅を縮めながら、もみ合う展開となっている。

 業種別では、鉄鋼、ガラス・土石製品、非鉄金属、海運業、鉱業、不動産業、電気機器、パルプ・紙などがマイナスで推移。一方、精密機器、空運業、食料品、医薬品、証券・商品先物取引業、水産・農林業、保険業、化学、陸運業などがプラスで推移している。売買代金上位では、カプコン<9697>、NEC<6701>の下落が目立つほか、安川電機<6506>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>、村田製作所<6981>、ファーストリテ<9983>などがマイナスで推移。一方、富士通<6702>、三桜工<6584>の上昇が目立つほか、資生堂<4911>、野村<8604>、エーザイ<4523>、HOYA<7741>などがプラスで推移している。《HH》

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