【株式市場】主力株が強く日経平均は7日続伸となり年初来の高値を連日更新

2019年10月29日 16:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2974円13銭(106円86銭高)、TOPIXは1662.68ポイント(14.25ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2465万株

 10月29日(火)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が一段と強含み、ともに東京モーターショーに出展している日立製作所<6501>(東1)はジリ高、同じくNTTドコモ<9437>(東1)は終盤一段高など、主力株の強さが目立った。日経平均は104円高で始まり、前場の高値(141円16銭高の2万3008円43銭)は抜けなかったが大引も上げ幅100円台を保ち7日続伸となった。取引時間中の年初来高値を4日続けて更新した。

■新規上場のジェイックは大幅高

 後場は、日東電工<6988>(東1)が28日発表の四半期決算などが好感されて一段高。13時過ぎに四半期決算や業績予想の増額を発表した日本ギア工業<6356>(東1)、ダイトーケミックス<4366>(東2)が相次いで急伸。ホットリンク<3680>(東マ)は子会社に日本郵政キャピタルなどが出資とされて11時過ぎからストップ高買い気配を継続。栄電子<7567>(JQS)は半導体市況の回復や量子コンピューター関連株との期待が言われてストップ高。    29日新規上場となったジェイック<7073>(東マ)は13時39分に1万320円(公開価格4750円の2.2倍)で売買が成立し初値をつけた。その後1万3320円まで上げて売買され、終値は1万2650円となった。

 東証1部の出来高概算は13億2465万株(前引けは6億6944万株)、売買代金は2兆3279億円(同1兆1325億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1520(同1698)銘柄、値下がり銘柄数は555(同367)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は28業種(前引けは31業種)となり、値上がり率上位は、その他金融、非鉄金属、精密機器、鉄鋼、ガラス・土石、保険、銀行、輸送用機器、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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