東京為替:ドル・円は上げ渋り、一時109円回復も節目付近に売り

2019年10月29日 12:33

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記事提供元:フィスコ


*12:33JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、一時109円回復も節目付近に売り
29日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株高などを背景とした円売りで一時109円台を回復したが、節目付近に押され108円台に押し戻された。

ドル・円は、米中貿易協議での一段の進展への期待感から、前日の米国株や本日の日経平均株価の上昇を手がかりに円売りが強まり、前日海外市場に続き109円台を一時回復した。今年8月以来、約3カ月ぶりの水準。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続への期待感から円売り方向に振れやすい。ただ、上海総合指数は寄り付きから弱含んでおり、ドルは節目付近の売り圧力が108円台に下押しした。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円94銭から109円07銭、ユーロ・円は120円87銭から120円99銭、ユーロ・ドルは1.1091ドルから1.1102ドルで推移した。


【経済指標】

・日・10月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.5%(予想:+0.7%、9月:+0.5%)《MK》

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