【株式市場】材料株などの強く日経平均は91円安を下値に持ち直しTOPIXは高い

2019年10月23日 12:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2540円56銭(8円34銭安)、TOPIXは1630.15ポイント(1.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8677万株

 10月23日(水)前場の東京株式市場は、エーザイ<4523>(東1)がアルツハイマー治療薬を米国での承認申請予定との発表を受けて買い気配のままストップ高に達し、大日本住友製薬<4506>(東1)は業績見通しの増額修正を受けて活況高など、材料株・好業績株の値動きの強さが目立った。

 日経平均は71円高で始まったあと、ソフトバンクG<9984>(東1)が米社への大型出資などで安いため91円01銭安(2万2457円89銭)まで一時的に下げたが、川崎汽船<9107>(東1)などの海運株も強く、前引けは8円34銭安(2万2540円56銭)と持ち直した。TOPIXや東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高い。

 さくらケーシーエス<4761>(東2)が買い気配のままストップ高となり、業績予想の増額修正を好感。LibWork<1431>(東マ)はネット住宅展示場とロボットが案内するリアル展示場の相乗効果などへの評価が再燃とされて大きく出直り、セルシード<7776>(JQG)は大阪大学のiPS細胞による心臓病治療の治験申請報道から連想買いが波及し一時%高。

 東証1部の出来高概算は5億8677万株、売買代金は1兆582億円。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1121銘柄、値下がり銘柄数は915銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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