【株式市場】NY株は安いが日経平均は始値の227円安を下値に持ち直す

2019年10月9日 12:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1442円98銭(144円80銭安)、TOPIXは1578.55ポイント(7.95ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億8573万株

 10月9日(水)前場の東京株式市場は、昨日高かった半導体関連株や機械株が総じて反落したが、日経平均は始値の227円94銭安(2万1359円84銭)を下値に持ち直す展開になった。花王<4452>(東1)が高く、資生堂<4911>(東1)も安く始まったが中盤は高い。日経平均の前引けは144円80銭安(2万1442円98銭)だった。東証2部指数は高い。

 イトーヨーギョー<5287>(東2)が電線地中化・無電柱化の関連株として連日大幅高となり、夢真ホールディングス(夢真HD)<2362>(JQS)は事業子会社が外国人の人材受け入れ制度における「登録支援機関」として法務省より認定されたことなどが注目されて連日高値を更新。リボミック<4591>(東マ)はノーベル医学・生理学賞を受賞した「細胞の低酸素応答」に関連するのではとされて高い。上場2日目のAICROSS(エーアイクロス)<4476>(東マ)はストップ高。

 9日新規上場となったアンビスホールディングス(アンビスHD)<7071>(JQS)は、買い気配で始まり、10時39分に4260円(公開価格2800円の52%高)で初値がつき、その後4450円まで上げて前引けは4200円となった。

 東証1部の出来高概算は4億8573万株、売買代金は8200億円。1部上場2153銘柄のうち、値上がり銘柄数は621銘柄、値下がり銘柄数は1408銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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