10月8日のNY為替概況

2019年10月9日 04:43

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記事提供元:フィスコ


*04:43JST 10月8日のNY為替概況
 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円83銭から107円306銭まで上昇し引けた。

対欧州通貨での動きに連動したドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0993ドルから1.0941ドルまで下落して引けた。高官の話として、ドイツ政府は景気が減速することを予想しているものの、景気後退入りする可能性が低く財政支援を検討していないことが明らかになると失望感からユーロ売りが加速。

ユーロ・円は、117円52銭から117円13銭まで下落した。米国政府が新疆ウイグル自治区における人権侵害に関与したとされるテクノロジー企業数社に対して米企業との取引を禁止するリストに加えたほか、中国高官に対して旅券制限を発動したため、米中貿易協議への警戒感にリスク回避の円買いが強まった。

ポンド・ドルは、1.2238ドルから1.2195ドルまで下落した。英国と欧州連合(EU)の話し合いがまとまらず英国の合意ない離脱の可能性が強まりポンド売りが加速した。

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ドル・スイスは、0.9905フランから0.9951フランまで上昇した。

[経済指標]・米・9月生産者物価指数:前月比-0.3%(予想:+0.1%、8月:+0.1%)・米・9月生産者物価コア指数:前月比-0.3%(予想:+0.2%、8月:+0.3%)・米・9月生産者物価指数:前年比+1.4%(予想:+1.8%、8月:+1.8%)・米・9月生産者物価コア指数:前年比+2.0%(予想:+2.3%、8月:+2.3%)《KY》

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