共栄セキュリティサービスは上値試す、20年3月期2桁増収増益予想

2019年10月8日 09:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 共栄セキュリティサービス<7058>(JQ)は施設巡回警備を中心とする警備会社である。20年3月期2桁増収増益予想である。株価は8月の高値から一旦反落したが素早く切り返している。自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。

■施設巡回警備を中心とする警備会社

 19年3月JASDAQに新規上場した。オフィスや商業施設などの巡回警備、スポーツイベントなどの雑踏・交通誘導警備、および鉄道関連警備を中心とする警備会社である。長期・定額契約のストック型案件の積み上げを推進している。

■20年3月期2桁増収増益予想

 20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比14.3%増の64億94百万円、営業利益が17.0%増の4億72百万円、経常利益が18.6%増の5億06百万円、純利益が16.2%増32億22百万円としている。新規ストック型案件の獲得を推進し、G20やラグビーW杯など国際的大型イベント関連の需要取り込みも寄与して2桁増収増益予想である。

 第1四半期は売上高が15億56百万円、営業利益が1億13百万円だった。概ね順調に推移したようだ。通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は8月の高値から一旦反落したが素早く切り返している。自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。10月7日の終値は4630円、時価総額は約70億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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