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英ポンド週間見通し:弱含みか、合意なきEU離脱への懸念残る
記事提供元:フィスコ
*14:54JST 英ポンド週間見通し:弱含みか、合意なきEU離脱への懸念残る
■弱含み、英首相の離脱代替案に対する懐疑的な見方も
先週のポンド・円は弱含み。ジョンソン英首相は10月2日、欧州連合(EU)に最終的な離脱協定案の代替案を提示したが、EUとアイルランドの当局者は「妥結につながる可能性は低い」との見解を示しており、リスク回避的なポンド売りが観測された。米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:130円81銭−135円22銭。
■弱含みか、合意なきEU離脱への懸念残る
今週のポンド・円は弱含みか。ジョンソン英首相が提示したEU離脱協定案の代替案には複数の問題点があるとみられており、合意なきEU離脱への懸念は残されている。そのため、リスク回避的なポンド売りは継続する可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:8月鉱工業生産(7月:前月比+0.1%)
・10日:8月商品貿易収支(7月:-91.44億ポンド)
予想レンジ:130円00銭−133円00銭《FA》
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