個別銘柄戦略:SUMCOやしまむらに注目

2019年10月2日 09:11

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:11JST 個別銘柄戦略:SUMCOやしまむらに注目
1日の米国市場はNYダウが343.79ドル安の26573.04、ナスダック総合指数が90.65pt安の7908.69といずれも売られ、シカゴ日経225先物も大阪日中比290円安の21680円と大幅安。2日早朝の為替は1ドル=107円70銭台と、昨日大引け時点比で約50銭の円高。本日の東京市場は米国株に連れ安し、昨日買われた時価総額の大きい銘柄を中心に売り物が広がりそうだ。ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>など売買代金ランキング上位の常連銘柄を中心に業種を問わず売りが先行しよう。日経平均がシカゴ225先物の21680円で下げ止まらなければ、ファーストリテ<9983>を筆頭とする日経平均の高構成比銘柄の売りが強まりそうだ。昨日大きく売られたコロプラ<3668>やスクエニHD<9684>は依然として高値警戒感が強いため、地合い悪化でさらに売り物が増えそうだが、全般が下げ渋りに向かえば短期筋の押し目買いが向かう場面もありそうだ。また、原油先物相場の下落と円高でJAL<9201>やANA<9202>は逆行高が予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたSUMCO<3436>、SMC<6273>、しまむら<8227>などに注目。《US》

関連記事