後場の日経平均は160円高でスタート、ほぼ全業種がプラスで推移

2019年10月1日 13:08

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21916.23;+160.39TOPIX;1604.14;+16.34

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比160.39円高の21916.23円と前引けとほぼ変わらずの水準で取引を開始した。午前の日経平均は3日ぶりの反発。ランチタイム中の225先物は21900円-21920円のレンジで推移。円相場は1ドル108円20銭台で朝方より円安方向で推移している。この流れから後場の日経平均は前引けからほぼ変わらずの水準で寄り付く形となった。その後は、上げ幅を再び拡大する展開となっている。米国からの対中証券投資の制限などに関する報道を巡って高まっていた両国間における過度な懸念が後退したことに加えて、寄り付き前に発表された9月の全国企業短期経済観測調査(短観)の大企業の数値が、製造業・非製造業ともに市場予想を上回ったことなどが引き続き好感されているもよう。

 業種別では、鉱業がマイナスで推移しているのを除き、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、電気・ガス業、ゴム製品、空運業、海運業、鉄鋼などを筆頭にほぼ全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、安川電機<6506>、太陽誘電<6976>、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>、SMC<6273>、リクルートホールディングス<6098>、エムスリー<2413>、関西電力<9503>などがプラスで推移。一方、KLab<3656>、コロプラ<3668>の下落が目立つほか、スクエニHD<9684>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>などがマイナスで推移している。《HH》

関連記事