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米カリフォルニア、ネット経由で仕事請け負う労働者も従業員とみなすこと求める州法成立
Anonymous Coward曰く、
配車サービス「Uber」や「Lift」、食品配達サービス「DoorDash」などのネットサービス経由で仕事を請け負う労働者は「ギグワーカー(gig worker)」などと呼ばれているが、米カリフォルニア州で9月18日、企業に対しこうしたギグワーカーを独立した請負労働者ではなく従業員として扱うよう義務付ける州法案が成立した(ウォール・ストリート・ジャーナル、BBC、日経新聞、AFP)。
こうしたサービスでは労働者に対し福利厚生を提供せず、労働力を搾取しているとの批判が出ていた。今回の法案では、企業が請負労働者として扱うためには、その人物が会社の管理や指示から自由であることなどの条件が付くようだ。ただし医師や弁護士などの職業は対象外となる。
州法は来年1月1日から施行される見通し。一方、UberやLyftはこれによって30%のコストアップに見舞われるとも言われおり、労働者の自由を確保するために住民投票を行うべきだと主張している。またこの法律は、ワイン農家の労働者やクラブのダンサーにも影響する可能性があるとのことで、困惑する声もあるようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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