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コスモ・バイオ Research Memo(5):2019年12月期第2四半期累計の利益は計画比大幅上振れ
*15:35JST コスモ・バイオ Research Memo(5):2019年12月期第2四半期累計の利益は計画比大幅上振れ
■業績動向
1. 2019年12月期第2四半期累計の業績概要
コスモ・バイオ<3386>の2019年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比0.1%減の3,794百万円、営業利益が同3.4%増の241百万円、経常利益が同5.4%減の269百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.3%減の179百万円だった。平均為替レートは1米ドル=110円で、前年同期(1米ドル=109円)とほぼ同水準だった。
前年同期との比較で、品目別売上高は研究用試薬が前年同期比3.1%増の2,836百万円(売上構成比74.8%)、機器が同9.3%減の887百万円(同23.4%)、臨床検査薬が同1.4%増の70百万円(同1.9%)だった。子会社ビーエム機器の消耗品販売が競合激化などでやや苦戦したが、同社本体の研究用試薬販売は概ね好調に推移した。
売上総利益は前年同期比5.2%増加し、売上総利益率は38.5%で1.7ポイント上昇した。利益性の高い製品・サービスの販売好調が牽引した。販管費は同5.5%増加し、販管費率は32.2%で1.7ポイント上昇した。減価償却費や研究開発費の増加に加えて、本社改装(フロア移転)の一時的費用も影響した。この結果、売上高は全体として微減収だったが、営業利益は増益を確保した。経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益は営業外収益における助成金収入の減少で減益だった。
期初計画(売上高3,750百万円、営業利益90百万円、経常利益125百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益65百万円)との比較で見ると、売上高はおおむね計画水準となり、営業利益は151百万円、経常利益は144百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は114百万円、それぞれ大幅に上振れた。営業利益は期初時点の大幅減益予想から一転して増益で着地した。為替が想定(1米ドル=115円)よりもドル安・円高水準で推移したこと、利益性の高い製品・サービスの販売が好調に推移したこと、販管費が効率的運用などで計画を下回ったことが寄与した。
自己資本比率が高水準で財務の健全性は高い
2. 財務の健全性
2019年12月期第2四半期末の資産合計は前期末比182百万円増加の8,668百万円となった。オフィス改装に伴って固定資産が増加した。自己資本比率は77.2%で同0.3ポイント低下したが、引き続き高水準である。実質無借金経営であり、財務の健全性は高い。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)《SF》
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