Google Chrome、FTPサポートを削除する計画

2019年8月21日 18:04

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 headless曰く、

 Google ChromeでFTPサポートを削除する計画が進められている(Chrome Platform StatusGoogleドキュメント— Intent to Deprecate: FTP SupportgHacksBleeping Computer)。

 Google Chromeの現在のFTP実装では暗号化された接続(FTPS)もプロキシもサポートしていないが、FTPの使用率が低いこともあって機能向上のための投資は不可能だという。影響を受けるすべてのプラットフォームでより高機能なFTPクライアントが利用可能なことも理由に挙げられている。

 GoogleはChrome 59でHTTP/HTTPSページでのFTPサブリソース読み込みを廃止するなど、ChromeのFTPサポート機能を徐々に削減している。Chrome 72以降ではFTPサイトでのリソースレンダリングが廃止されており、ディレクトリリスト表示とダウンロードのみが可能となっている。

 今後の計画としては、2019年第4四半期にChrome 78でFTPサポートをコントロールするフラグとエンタープライズ向けのポリシーを追加し、プリリリースチャンネルではFTPサポートを無効化する。2020年第1四半期のChrome 80では安定版で順次FTPサポートを無効化していき、第2四半期のChrome 82でFTP関連のコードとリソースをすべて削除するとのこと。

 FTPサポート無効化後、Google Chromeは「ftp://」URLを解決できなくなり、既定のハンドラーでURLを開こうとする。Google Chromeが既定のハンドラーに指定されている場合の対応は今後検討するという。プロキシ自動設定(PAC)スクリプトをFTPでダウンロードすることは不可能となるため、ユーザーは別の手段に移行する必要がある。

 なお、Chrome Canaryは既にバージョン78だが、現在のところFTP関連のフラグは追加されていないようだ。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | Chrome | セキュリティ | ソフトウェア | インターネット | IT

 関連ストーリー:
Firefox、HTTP/HTTPSページでのFTPサブリソース読み込みをブロックする計画 2018年04月15日
FFFTP、新たな開発者がバージョン3.0リリース 2018年04月05日
Chrome 63以降ではFTPでのアクセスに対し警告が表示されるようになる 2017年09月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワードGoogleChrome

広告

写真で見るニュース

  • (画像: ブルーパドルの発表資料より)
  • 東急プラザ渋谷のイメージ(東急不動産発表資料より)
  • MINIの生誕60周年記念特別仕様車「MINI 60 YEARS EDITION」。(画像: ビー・エム・ダブリューの発表資料より)
  • 惑星探査機カッシーニからみた土星 (c) NASA
  • 広島駅ビルの外観イメージ(JR西日本発表資料より)
  • スマート・EQ Fortwo(画像: ダイムラーの発表資料より)
  • (c) 123rf
 

広告

ピックアップ 注目ニュース