インフォマートは今期第2四半期業績予想を上方修正

2019年7月16日 08:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■吸収合併したインフォライズの繰越欠損金の控除により法人税等が減少

 インフォマート<2492>(東1)は12日引け後、今期第2四半期業績予想を上方修正した。

 修正理由として、売上高は、「BtoB プラットフォーム 受発注」と、「BtoB プラットフォーム 請求書」が堅調に推移したことと、営業・経常利益については、売上高の増加に加え、売上原価及び販管費の発生時期が期ズレしたことを挙げている。また、純利益については、2019年1月1日付けで吸収合併したインフォライズの繰越欠損金の控除により法人税等が減少することで、前回公表値を上回る見込みとなった。

 その結果、今期19年12月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を51百万円上回る40億97百万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は2億01百万円上回る13億31百万円(同32.7%増)、経常利益は1億96百万円上回る13億20百万円(同33.1%増)、純利益は前回予想を3億円上回る10億58百万円(同57.9%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。

 第2四半期業績予想は大幅増益を見込み計画を上回る見込みであるが、通期業績予想は、利益面で売上原価と販管費の発生時期の期ズレが解消されるため前回予想を据え置くとしている。

 ちなみに、19年12月期通期連結績予想は、売上高84億39百万円(前期比10.5%増)、営業利益24億19百万円(同2.8%増)、経常利益24億10百万円(同3.2%増)、純利益16億23百万円(同4.3%増)を見込む。

 売上原価及び販管費の発生時期の期ズレが第2四半期の上方修正の要因であることを踏まえたうえで、現時点での通期業績予想に対する進捗率を調べると、売上高48.5%(前期47.8%)、営業利益55.0%(同42.6%)、経常利益54.8%(同42.5%)、純利益65.2%(同43.2%)となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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