今日の為替市場ポイント:米FRB議長の議会証言を待つ状況

2019年7月10日 08:31

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記事提供元:フィスコ


*08:31JST 今日の為替市場ポイント:米FRB議長の議会証言を待つ状況
9日のドル・円相場は、東京市場では108円68銭から108円91銭まで上昇。欧米市場でドルは108円96銭から108円73銭まで下げており、108円86銭で取引を終えた。

本日10日のドル・円は主に108円後半で推移し、下げ渋る値動きか。日本時間10日夜にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、証言内容を確認する必要があるため、アジア市場での為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。

9日のニューヨーク市場では米長期金利の上昇を意識したドル買いが優勢となった。10日、11日に開かれるパウエルFRB議長の議会証言に対する市場の関心は高いようだが、市場関係者の間からは「金利引き下げを積極的に支持するような証言は得られない」との見方が増えている。現時点で7月利下げは確実な状況だが、8月以降の金利見通しは定かではないとの見方が増えている。ただし、今後発表される米主要経済指標が悪化した場合、9月か10月に追加利下げが実施される可能性は排除されていない。過剰な利下げ期待が後退した影響でドル・円は強含みとなっているが、日本銀行が緩和的な金融政策を長期間維持するとの思惑がドル・円相場を下支えしているとみられている。《CS》

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