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三和HD Research Memo(6):2期連続で売上高・利益の過去最高を更新ながら、国内の供給問題は反省点
記事提供元:フィスコ
*15:46JST 三和HD Research Memo(6):2期連続で売上高・利益の過去最高を更新ながら、国内の供給問題は反省点
■業績の動向
1.2019年3月期決算の概要
三和ホールディングス<5929>の2019年3月期決算は、売上高409,990百万円(前期比6.3%増)、営業利益31,593百万円(同11.5%増)、経常利益30,437百万円(同9.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20,910億円(同14.4%増)と増収増益で着地した。
売上高は初の4,000億円超え、営業利益は初の300億円超えとなり、前期に続き過去最高を更新した。また、期初予想に対しても、売上高、営業利益ともに予想を達成した。
2019年3月期決算は、上記のように前期比増収増益や過去最高更新、期初予想達成といった言葉が並ぶが、同社自身は決して満足していない。期初予想を達成したとはいえ、ぎりぎりであり、第二次3ヵ年経営計画の業績計画で掲げた営業利益370億円には大きく未達となったためだ。
詳細は次項で述べるが、利益を伸ばしきれなかった要因の1つは主力の三和シヤッター工業で供給トラブルが発生したことだ。それへの緊急対応が想定外のコストアップを招き、営業利益の計画未達につながった。それ以外にも、その他国内子会社セクターでは一部の子会社の業績回復が遅れたほか、北米事業でもODCにおいて販売数量の計画比未達や一時費用の発生などがあり、それぞれ、利益が計画を下回った。最終的には欧州のNovofermが健闘して計画を上回ったものの、達成感よりも悔しさのほうが大きい決算となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)《SF》
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