25日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で7日ぶり反落、銀行セクター下げ主導

2019年6月25日 17:00

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記事提供元:フィスコ


*17:00JST 25日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で7日ぶり反落、銀行セクター下げ主導
25日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.07ポイント(0.87%)安の2982.07ポイントと7日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、27.36ポイント(0.87%)安の3123.34ポイントで取引を終えている。

米中対立の激化を警戒。米当局は中国の一部銀行に対し、米国の金融システムから切り離す可能性があると伝わった。報道によれば、米国の北朝鮮制裁に違反した疑いの調査に応じなかったため。具体的な銀行の名前は明らかになっていないが、上海浦東発展銀行(600000/SH)、招商銀行(600036/SH、3968/HK)、交通銀行(601328/SH、3328/HK)の可能性が指摘されている。また、上海総合指数は前日まで6日続伸し、心理的節目の3000ポイントを約2カ月ぶりに回復したばかりとあって、売り圧力も意識された。ただ、上海総合は一時2%近く下落したものの、中国の政策に対する期待感などで、引けにかけては下げ幅を縮小させている。

銀行株が下げを主導。上記の招商銀行が4.8%安、上海浦東発展銀行が3.1%安、交通銀行が3.0%安で引けた。ハイテク株も急落。フラッシュメモリ製造などの北京兆易創新科技(603986/SH)が4.1%安、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が3.3%安、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)大手の聞泰科技(WINGTECH:600745/SH)が3.1%安と値を下げている。このほか保険株、運輸株、インフラ関連株、消費関連株、自動車株、医薬品株。保険株なども売られた。

半面、証券株はしっかり。中信建投証券(601066/SH)が5.8%高、中国銀河証券(601881/SH)が3.7%高と値を上げた。農業関連株も一角が物色される。農業生産会社の新彊賽里木現代農業(600540/SH)と農機メーカーの第一トラクター(601038/SH)がそろってストップ高した。

一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が0.90ポイント(0.30%)安の297.21ポイント、深センB株指数が6.16ポイント(0.64%)安の953.53ポイントで終了した。

【亜州IR】《FA》

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