関連記事
日本調剤 Research Memo(10):2020年3月期は前期比横ばいの50円の配当予想を公表
記事提供元:フィスコ
*15:10JST 日本調剤 Research Memo(10):2020年3月期は前期比横ばいの50円の配当予想を公表
■株主還元
日本調剤<3341>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当額については成長のための内部留保とのバランスを取りつつ、経営成績に連動した形で利益還元を行っていくとしている。
2019年3月期について同社は、従来からの見通しどおり、前期比横ばいの50円(中間配25円、期末配25円)の配当を実施した。配当性向は20.5%となった。2020年3月期についても前期比横ばいとなる50円(中間配25円、期末配25円)の配当見通しを公表している。予想1株当たり利益268.17円に基づく配当性向は18.6%となる。
2020年3月期については増収増益を予想しているが、減益となった2019年3月期からの増益であって過去のピーク利益の水準を依然として大きく下回っていることや、2020年4月の改定で調剤薬局業界がいよいよ大再編時代に突入することへの備えの意識が、前期比横ばいの配当予想の背景にあると弊社ではみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)《ST》
スポンサードリンク

