3日のNY市場はまちまち

2019年6月4日 06:25

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;24819.78;+4.74Nasdaq;7333.02;-120.13CME225;20465;+105(大証比)

[NY市場データ]

3日のNY市場はまちまち。ダウ平均は4.74ドル高の24819.78、ナスダックは120.13ポイント安の7333.02で取引を終了した。前週の株価下落を受けた買い戻しの動きが広がる一方で、5月ISM製造業景況指数が予想を下振れるなど、S&P500やダウは朝方からもみ合う展開となった。ナスダック総合指数はハイテク大手への独禁法違反での調査への懸念から売りが広がり、大幅下落となった。中国やメキシコとの貿易摩擦が懸念されたほか、米国債イールドカーブ(長短金利差)が再び逆転し、世界経済の減速懸念から上値の重い展開となった。セクター別では、電気通信サービスや素材が上昇する一方で、メディアやソフトウェア・サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の20465円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>が小じっかり。半面、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、任天堂<7974>、富士通<6702>が小安いなど、対東証比較(1ドル108.06円換算)で高安まちまち。《FA》

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