29日のNY市場は下落

2019年5月30日 06:29

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25126.41;-221.36Nasdaq;7547.31;-60.04CME225;20875;-75(大証比)

[NY市場データ]

29日のNY市場は下落。ダウ平均は221.36ドル安の25126.41、ナスダックは60.04ポイント安の7547.31で取引を終了した。貿易摩擦問題を巡り、中国が米国への対抗措置としてレアアースの輸出制限を検討していることが報じられ、売りが先行。レアアースの供給制限は米産業界に大打撃となるほか、米中対立の長期化が世界経済に悪影響を与えるとの見方が強まった。投資家のリスク選好姿勢が後退し、終日下落となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や保険が上昇する一方で、耐久消費財・アパレルや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の20875円。ADRの日本株はTDK<6762>が堅調な他は、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、デンソー<6902>、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>、HOYA<7741>、富士通<6702>、ANA<9202>など対東証比較(1ドル109.55円換算)で全般軟調。《FA》

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