22日のNY市場は下落

2019年5月23日 06:41

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25776.61;-100.72Nasdaq;7750.84;-34.88CME225;21230;-50(大証比)

[NY市場データ]

22日のNY市場は下落。ダウ平均は100.72ドル安の25776.61、ナスダックは34.88ポイント安の7750.84で取引を終了した。トランプ政権が、ビデオ監視機器メーカーなど複数の中国企業に対して米国製部品などの調達禁止を検討しており、米中関係の悪化懸念から売りが先行。注目のFOMC議事録では、大半の当局者がインフレ圧力の弱まりは一時的だとするパウエル議長の意見を支持しており、利下げを示唆する内容は含まれなかった。発表後に株価を押し上げるには至らず、終日軟調推移となった。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや公益事業が上昇する一方で自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の21230円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>、TDK<6762>、AGC<5201>など、対東証比較(1ドル110.34円換算)で全般軟調。《FA》

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