【株式市場】NYダウ急落を受け日経平均も一時377円安だが中国関連株は底堅い

2019年5月8日 12:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1584円26銭(339円46銭安)、TOPIXは1573.28ポイント(26.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億430万株

 5月8日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの473ドル安を受けて株価指数の先物が先行安し、日経平均は295円安で始まった。7日の335円安に続き米国の対中国関税強化方針を懸念する様子。ただ、7日に大きく下げた安川電機<6506>(東1)は寄りあと次第に持ち直し、トヨタ自動車<7203>(東1)は9時半頃から下げ止まった。日経平均は10時頃の377円15銭安(2万1546円57銭)を下値に一進一退を続け、前引けは339円46銭安(2万1584円26銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 レーザーテック<6920>(東1)が出直りを強め、前期に続き今期も売上高3割増の見込みなどが注目されて活況高。ファンデリー<3137>(東マ)も今期の増益率拡大などで活況続伸。ベクター<2656>(JQS)は5月8日がオンラインゲーム事業を譲渡する事業譲渡期日のため注目再燃とされ急反発。

 東証1部の出来高概算は7億430万株、売買代金は1兆2754億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は286銘柄、値下がり銘柄数は1798銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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