すこぶる動くウサギが「玉子ごはん専用醤油」とコラボ、特別パッケージで販売

2019年5月6日 20:48

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コラボパッケージの「玉子ごはん専用醤油」(橋本醤油発表資料より)

コラボパッケージの「玉子ごはん専用醤油」(橋本醤油発表資料より)[写真拡大]

 橋本醤油(熊本県熊本市)は5日、同社が販売中の「玉子ごはん専用醤油」とLINEスタンプで人気のキャラクター「すこぶる動くウサギ」のコラボレーションを開始したと発表した。卵かけご飯向けの醤油は数多く販売されているが、同社の玉子ごはん専用醤油は、その中でも日本で最初に開発された元祖にあたると言う。今回のコラボでは、製品パッケージにすこぶる動くウサギの描き下ろしイラストが配し、より親しみやすい印象としている。

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 卵かけご飯は古くから日本で食されている定番料理だ。ご飯に生卵をかけ、醤油やポン酢などの醤油系の調味料を加えることで完成する。非常に手軽な料理だが、加える調味料の種類や卵の状態などでその味は大きく変化し、シンプルだが奥の深い料理と言えるだろう。

 玉子ごはん専用醤油の特徴は、その優しい甘さだ。甘さの秘密は上品な旨味が出る北海道産真昆布にある。90年以上の歴史を持つ橋本醤油が作った醤油と、北海道産真昆布が出会うことで、まろやかでありながら味わい深いコクを実現するに至ったと言う。

 誕生のきっかけは、橋本醤油代表が小学校のPTAを務めた際に持った、「子ども達に朝ごはんを食べて欲しい」という気持ちと言う。朝食を摂らない子どもが増加し、保護者にそのことを訴えかけても状況は変わらなかった。その問題を解決するため、醤油屋として取り組んだ成果が同製品と言えるだろう。

 すこぶる動くウサギは、橋本醤油と同じく熊本発祥のキャラクターだ。LINEやカカオトークのスタンプとして登場し、2017年には韓国で社会現象となるレベルの人気を博した。その後日本にも逆輸入された。その優しい絵柄は、子ども達のために開発された玉子ごはん専用醤油とマッチしている。

 子どもにとっても大人にとっても、1日の始まりとなる朝食は重要だ。どれだけ忙しい日でも、卵かけご飯であれば短時間で用意できるだろう。橋本醤油の玉子ごはん専用醤油で、手軽な朝のレパートリーを増やしてみるのいいかもしれない。価格は150mlで360円(税込)。

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