英ポンド週間見通し:もみ合いか、英政局リスクも英中銀は中立姿勢を維持

2019年5月4日 14:31

印刷

記事提供元:フィスコ


*14:31JST 英ポンド週間見通し:もみ合いか、英政局リスクも英中銀は中立姿勢を維持
■強含み、金利先高観浮上でポンド買い

先々週・先週のポンド・円は弱含み。英国の統一地方選で与党・保守党の大敗が予想されたことから、リスク回避的なポンド売りが観測された。ただ、英中央銀行のカーニー総裁は「英国が合意ある離脱を実行できれば、利上げを実施する」と述べたことから、ポンド買い・米ドル売りが強まり、この影響でポンドの対円レートは146円台を回復した。取引レンジ:143円78銭−146円51銭。

■もみ合いか、英政局リスクも英中銀は中立姿勢を維持

今週のポンド・円はもみ合いか。英国の統一地方選で与党・保守党が議席数を大きく減らしたことから、政治リスクを嫌気したポンド売りが増える可能性がある。しかしながら、英中央銀行は2019-21年の国内総生産(GDP)成長見通しを上方修正しており、将来的に利上げ実施の可能性は残されていることから、リスク回避的なポンド売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:1-3月期国内総生産(前年比予想:+1.8%)
・10日:3月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%)

予想レンジ:144円80銭−147円80銭《FA》

関連記事