日経平均は74円安でスタート、配当落ちによる影響が先行

2019年3月27日 09:51

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21353.61;-74.78TOPIX;1606.78;-11.16

[寄り付き概況]

 27日の日経平均は前日比74.78円安の21353.61円と反落で取引を開始した。米国株式相場は上昇。シカゴ日経225先物は大阪比120円高の21270円。配当落ちによる影響が、日経平均で175円程度と予想されていたが、その範囲内の下げ幅での寄り付きとなり、その後もその範囲内での動きとなっている。なお、配当落ちによる影響はTOPIXでは17Ptほどとみられている。

 業種別では、その他金融業、銀行業、保険業、卸売業、証券・商品先物取引業などがマイナスで推移。一方、鉱業、サービス業、医薬品がプラスで推移している。売買代金上位では、松井証券<8628>の下落が目立つほか、日産自動車<7201>、オリックス<8591>、第一生命HD<8750>、NTTドコモ<9437>、三菱商事<8058>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>などがマイナスで推移している。一方、ZOZO<3092>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>などがプラスで推移している。《US》

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