【株式市場】日経平均は大幅反落だが前日の上げの6割安にとどまり材料株など強い

2019年3月13日 15:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万1290円24銭(213円45銭安)、TOPIXは1592.07ポイント(13.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億2571万株

 3月13日(水)後場の東京株式市場は、EU離脱案を巡る英国議会の混迷が今夜のNY株式などにどのような影響を及ぼすか不透明感はあったものの、日本株のほうが先に洗礼を受けたため抵抗力がついているとの見方もあり、日経平均は後場寄り後の304円70銭安(2万1198円99銭)を下値にジリジリ持ち直した。任天堂<7974>(東1)は13時半前から前日比で堅調相場に転換し、ソニー<6758>(東1)は14時30分過ぎから堅調相場に浮上。日経平均は213円安で大引けとなり、大幅安だが12日の378円高の6割弱の下げにとどまった。東証2部指数、マザーズ指数は小高くなり続伸。日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、アイモバイル<6535>(東1)が7月決算への期待やエース証券による目標株価の引き上げなどを手掛かりに一段高となり、アップルインターナショナル<2788>(東2)は中国の電気自動車の国内独占販売権が注目されて高値圏で頑強。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は米国癌学会議での発表内容などの開示が注目されて一時ストップ高。プリントネット<7805>(JQS)は新元号関連株のダークホースとされて急動意となりストップ高。

 13日上場のサーバーワークス<4434>(東マ)は買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日の上限値段(公開価格4780円の2.3倍)の1万1000円の買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は12億2571万株(前引けは5億9980万株)、売買代金は2兆1523億円(同1兆219億円)。1部上場2134銘柄のうち、値上がり銘柄数は411(同330)銘柄、値下がり銘柄数は1648(同1742)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種(前引けは鉱業1業種のみ)にとどまり、鉱業、不動産、その他製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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