アインシュタイン生誕140年 ヘブライ大学が110枚の未公開手稿を展示

2019年3月11日 19:33

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●エルサレムのヘブライ大学で開催中「生誕140周年記念展」

 2019年は、理論物理学者アルベルト・アインシュタインの生誕140周年にあたる。これを記念して、エルサレムのヘブライ大学ではアインシュタインをテーマにした記念展を開催している。記念展で注目を浴びているのは、アインシュタインが残した原稿110枚である。そのほとんどは未公開のものであり、現在まで所在がはっきりしなかったものも多い。

●プライベートコレクションであった110枚の手稿

 相対性理論などの業績で知られるアインシュタインは、1879年3月14日にドイツで生まれた。

 生誕140年を記念した展示会は、アインシュタインのオリジナル文書に関しては最大のコレクションを所有しているヘブライ大学で開催されている。アインシュタインが友人に宛てた手紙や覚書は、ある時期までプライベートコレクションとして世に出てくることがなかった。所有していたのは、ゲイリー・バーガーというアメリカ人医師であった。彼からこれらの手稿を購入したのが、シカゴのクラウン・グッドマン財団であり、財団からヘブライ大学に寄贈されたのである。

大学の「アインシュタイン・アーカイブ」のキュレーターによれば、アインシュタインの思考を如実に伝える貴重な史料であるという。またこの文書が公開されたことにより、学者間で謎とされていた事象も解明される可能性があるとも伝えられている。

●アインシュタインの人生の軌跡ともいえる手稿

 110枚の手稿は、作成期間が数十年にわたっている。学生や同僚、家族に宛てた手紙や、計算式なども残されている。また1935年に息子のハンスへ宛てた手紙には、ナチズムの台頭を懸念し、さらにヨーロッパで戦争が起こることを予見している文章も残されている。

 1930年のメモにはアインシュタインがその研究に30年を費やしながら、納得いく結果が得られなかった「大統一理論」にも触れられている。

●手稿はデジタル化され公開される予定

 こうした手稿のいくつかは、過去にその存在がうわさされながらオリジナルが確認できなかった貴重なものも多い。アインシュタイン・アーカイブでは、欠けていたパズルが発見されたような喜び、と表現している。

 これらの手稿は、デジタル化され学界内で公開される予定である。

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