日経平均は139円安でスタート、東エレクやみずほがマイナスで推移

2019年3月7日 09:44

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21456.88;-139.93TOPIX;1604.85;-10.40

[寄り付き概況]

 7日の日経平均は前日比139.93円安の21456.88円と3日続落で取引を開始した。米国株式相場は下落。経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを再び下方修正したほか、地区連銀経済報告では、多くの地域で景気減速を指摘。また、12月貿易赤字が10年ぶりの高水準だったことなどが嫌気され、続落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の21545円。この流れから、東京市場でも日経平均は100円を超える下げ幅の続落での寄り付きとなった。

 業種別では、水産・農林業、空運業がプラスで推移しているのを除き、銀行業、電気機器、保険業、金属製品、海運業、非鉄金属、精密機器などを筆頭にほぼ全業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>、アドバンテスト<6857>、みずほ<8411>、三井住友<8316>などがマイナスで推移。一方、中外製薬<4519>、楽天<4755>、ファーストリテ<9983>などがプラスで推移している。《US》

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