『平成アニソン大賞』発表 平成31年間TOPに輝いた曲は?

2019年3月4日 09:26

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 1日、『平成アニソン大賞』が発表され、「ニコニコ生放送」と「YouTube Live」で結果発表の様子が放送された。

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 有志による選考員とユーザーにより、平成を3つの世代に分けたうえで、それぞれの年代ごとに各部門曲をノミネート。その中から、「ベスト楽曲」が選ばれた。

■平成31年間にリリースされたアニソンを讃える賞

 平成最後となる2019年、平成アニソン31年間の集大成として『平成アニソン大賞』が発表された。この賞は平成31年間にリリースされたアニソンを対象に、アニメ業界の選考員とユーザーがノミネートし、受賞楽曲を発表するものだ。応募は2019年1月29日~2月8日の間に実施され、YouTubeなどではティザーCMも公開されていた。

 3月1日21時より「ニコニコ生放送」、「YouTube Live」で結果発表の特別放送が配信された。31年続いた平成を「1989年~1999年(平成元年~平成10年)」、「2000年~2009年(平成11年~平成20年)」、「2010年~2019年(平成21年~平成31年)」と3つの世代に分け、その年代ごとに各賞部門分けを行い発表された。

 ノミネート曲は、各世代に設けられた「作曲賞」「作詞賞」「作曲賞」「編曲賞」「声優ソング賞」「キャラクターソング賞」「アーティストソング賞」「企画賞」「映画主題歌賞」「特別賞」「ユーザー投票賞」の11部門に、それぞれ3曲ずつの計99曲と、「選考員泣きの1曲」をあわせて、合計100曲。

 この中から、「平成アニソン大賞ベスト楽曲」には2楽曲が選ばれた。ひとつは社会現況まで起こしたロボットTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』OPテーマ、『残酷な天使のテーゼ』。高橋洋子が歌うこの楽曲は1995年にリリース、24年経った今なお多くのファンに愛され続けている。

 もう1曲は、TVアニメ『円盤皇女ワるきゅーレ』の挿入歌『Agape』が受賞。こちらは多くのコアなファンが支持しており、「神曲」や「納得」といった声があげられていた。

 また、ノミネート曲の中から40~45曲程度を集め、MIX CD『平成アニソン大賞』として、4月3日に発売される予定だ。ジャケット作成は『ダーリン・イン・ザ・フランキス』などを担当した田中将賀氏、mixedをDJ和が担当する。

 平成アニメの集大成ともいえる楽曲を、平成が終わる今こそ改めて聴いてみてはいかがだろうか。(記事:高塔・記事一覧を見る

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