ドコモ、「みえる電話」提供開始へ 通話内容をリアルタイムでテキスト化

2019年2月23日 18:00

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サービスのイメージ。(画像: NTTドコモの発表資料より)

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  NTTドコモは、会話の内容をほぼ同時にテキストで表示し、また、入力したテキストをほぼ同時に音声で伝える機能を持つアプリ「みえる電話」を3月1日より正式稼働することを発表した。「みえる電話」を利用することで、耳の不自由な人も安心して電話を使用できるようになり、ドコモのネットワークを利用して音声の認識処理を行うため、通話の相手側はスマートフォンへのアプリのインストールが不要。ドコモユーザーは無料でアプリを利用できる。

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 このサービスは、耳に障害を持つドコモの従業員が立案し、開発されたもの。耳の不自由な人は、家族に頼ることなく自分の都合が良い時に電話できるようになる。2016年10月よりAndroid向けに先行して提供していたテストサービスを通じ、耳の不自由な人から高い評価を受け、正式提供の決定に至った。正式提供に当たりフリーダイヤル等への発信も可能とするなど機能面の改良を加えており、利用は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードするだけで、事前の申し込み等することなく可能だ。

 ユーザーが専用アプリで発信すると、会話の内容がユーザーのスマートフォンの画面上に順次テキスト表示されるため、聞き取れないことへの不安を解消。ユーザーが話したい内容を文字入力すると、即座に音声に変換し相手側へ伝えることもでき、自分の声で話すことが難しい人でも電話でのコミュニケーションができる。利用に当たり特別な操作は不要で、24時間利用が可能。フリーダイヤルのほか、ナビダイヤルにも発信可能ながら、110番、118番、119番など一部の番号には対応しない予定。トライアル版では050で始まる専用の電話番号で発着信されていたところ、正式版では自分の携帯電話番号で発着信が可能となる。

 ドコモは通話の内容を最長6カ月間保存し、ユーザーを特定できないレベルまで加工した上でサービスの改良に利用するとのこと。情報保護の観点から、この点はユーザー側と通話の相手側のそれぞれに事前通知される。正式サービスの提供と合わせ、トライアルサービスは3月14日に終了する。(記事:dailyst・記事一覧を見る

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