記事提供元:フィスコ
*07:15JST NY為替:欧州の政治・経済への不安でユーロ売り強まる
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円20銭から110円47銭まで上昇し、110円38銭で引けた。米中貿易協議再開への期待で米債利回り上昇に伴うドル買い・円売りが優勢となった。ただ、米国政府機関が再度閉鎖されるリスクに直面しており、リスク選好的なドル買いは110円台前半で一服した。
ユーロ・ドルは、1.1315ドルから1.1267ドルまで下落し、1.1276ドルで引けた。域内経済の成長減速懸念や反欧州連合(EU)派が勢力を強めているとの報告が嫌気され、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、124円88銭まで上昇後、124円42銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2914ドルから1.2845ドルまで下落。予想を下回った昨年10−12月期の英国内総生産(GDP)を嫌気したポンド売りが加速した。ドル・スイスは、1.0032フランから1.0054フランまで上昇した。《MK》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 為替週間見通し:下げ渋りか、欧州リスクがドルに対する支援材料に 2/16 14:55
- ユーロ週間見通し:弱含みか、ユーロ圏の景気減速への懸念強まる 2/16 14:53
- 豪ドル週間見通し:もみ合いか、1月雇用統計や総裁証言に注目 2/16 14:50
- 英ポンド週間見通し:もみ合いか、メイ政権の対EU交渉を見極める展開に 2/16 14:49
- NY為替:ドル110円50銭、米国政府機関閉鎖が回避 2/16 07:23
広告
広告
広告