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泉州電業 Research Memo(4):19年10月期は前期比6.5%の営業増益見込みだが、不透明感から堅めの予想
*15:33JST 泉州電業 Research Memo(4):19年10月期は前期比6.5%の営業増益見込みだが、不透明感から堅めの予想
■今後の見通し
1. 泉州電業<9824>の2019年10月期の業績見通し
進行中の2019年10月期の通期の連結業績は、売上高で前期比3.6%増の85,000百万円、営業利益で同6.5%増の4,120百万円、経常利益で同4.3%増の4,280百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同20.6%増の2,860百万円を予想している。期中の平均銅価格は750千円/トン(前期比3.4%減)を予想している。引き続き比較的利益率の高い機器用・通信用電線の拡販に注力し、連続増益を目指している。半導体製造装置関連の動きはややペースダウンしているが、建設用なども好調であることから、この目標達成は十分可能だろう。
通期の設備投資額は2,600百万円、減価償却費は550百万円が見込まれている。この内訳は、大阪の物流センター関係が1,000百万円、東京西の倉庫関連が450百万円、その他が1,100百万円となっている。前々期から続いた大型投資は今期でほぼ一巡、来期以降の設備投資は下がる見込みだ。
銅価格の影響あるが、その他電線以外の全商品別で増収を予想
2. 商品別の売上高見通し
同社では商品別の売上高(単体ベース)を以下のように予想している。なお平均の銅価格は750千円/トン(前期比3.4%減)と仮定している。
(1) 機器用・通信用電線
半導体製造装置関連の動きはややペースダウンが見られるものの、引き続き自動車製造設備や工作機械関連からの引き合いが強いことから、売上高は好調に推移すると見ており、前期比6.1%増の31,040百万円と予想している。
(2) 電力用ケーブル
依然として競争が激化しているが、後ずれしていた建設関連の需要が立ち上がりつつあることから需要そのものは底固いと見られるが、銅価格が下降するとの仮定から、売上高は同1.5%減の24,840百万円を予想している。
(3) 汎用被覆線
電力用ケーブルとほぼ同様で、住宅向けや中小ビル向けは堅調に推移すると思われるが、銅価格の下降と合わせて同2.7%増の8,090百万円が見込まれる。
(4) その他電線
特に積極的な販売を行わない計画であること、主な需要先の中小ケーブルメーカーが必ずしも好調ではないことに加えて、銅価格の下落が予想されることから同11.7%減の3,600百万円と予想している。
(5) 非電線
銅価格の影響が少ないセグメントだが、加工品への需要は引き続き堅調であるが、ソーラー関連の先行きが不透明であることなどから、同2.6%増の11,730百万円と予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《RF》
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