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虫の羽音を聞いて蜜を甘くする植物 テルアビブ大学の研究
記事提供元:スラド
テルアビブ大学の研究者によると、マツヨイグサ属の花(Oenothera drummondii)はハチの羽の音を検知して蜜の甘さを一時的に上昇させるという(ナショナルジオグラフィック)。
この花は、ハチの羽の音に含まれる特定の周波数のみを検知できるといいい、ハチの羽音(200~500Hz)と、それと似た低周波音(50~1000Hz)を聞かされた植物は、音を聞かされてから3分以内に12~17%だった蜜の糖度を20%まで上昇させたという。花弁の部分はハチの羽の音に共鳴するような構造になっており、羽の音で花弁が振動してそれに反応しているようだ。これに対応して蜜を甘くすることで、花粉を媒介するハチを集めやすくするのではないかと見られている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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