経済 RSS

 

スキー場に活気!ターゲットは「バブル経験の親」と「外国人」

2018年12月23日 16:41

小

中

大

印刷

 「私をスキーに連れって」という映画が公開されたのが、1987年。昭和の奇跡と言われたバブル時代だ。

【こちらも】欧米人は日本の観光地名を知らず 具体性持たせた知名度向上が課題に

 当時、国内のスキーリゾートはどこも大盛況。しかし、バブル崩壊後、スキーブームも終焉。スキー場は長く低迷が続いていた。

 そして今、あのバブル世代がスキー場に戻ってきた。親となって、こどもを連れて。2019年、待ち望んでいた「スキーブーム」は本当に復活するのか?

■日本で一番新しいスキー場の狙い

 日本で一番新しいスキー場、国内で14年ぶりにオープンしたのが兵庫県神河町「峰山高原リゾート ホワイトピーク」(2017年12月オープン)。

 このスキー場、最大の特徴が他のスキー場と比べ斜面を緩やかにしていること。こどもでも安心して滑ることができるのだ。

 仕事や子育て遠ざかっていた親とこどもが一緒にスキーを楽しめると好評。また世界文化遺産の姫路城が近くにあり、観光コースのひとつとして、雪になじみのない外国人観光客にもアプローチ、「ついでのスキー」を提案しているのだ。

■試されているのは「フリーミアム」


 フリーミアムとは、無料のサービスを提供したくさんの人を集め、さらに高度な機能、追加されたサービスを利用してもらい利益をあげるフリービジネスモデル。

 成功したのが、JR東日本が運営する「GALA湯沢スキー場」だ。往復の新幹線料金にリフト券をセットにしたかなりお得な商品を販売しているのだが、ともかくスキー場を訪れてもらい、飲食や物販での消費により元を取るという仕組みだ。

 中国地方にあるスキー場も「フリーミアム」を今年積極的に展開している。

 島根県にある瑞穂ハイランドは、リフトに乗らなくても無料で遊べるキッズランドをオーブン。リフト券は小学生未満いつでも無料。広島県にあるスキー場「ユートピアサイオト」は、靴を脱いでくつろげる100畳ほどの無料スペース、また駐車場からすぐ近くに無料雪遊びゾーンを設置した。さらに、女性専用パウダールームも好評だ。

 欧米などと違い、わずか数時間の移動で日帰りスキーが楽しめ「私をスキーに連れてって」と気軽に言える日本のスキー場。そのポテンシャルの高さを今こそ証明する時ではないのか!?

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_economy

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース