日経平均は8円安でスタート、その後下げ幅を拡大し21000円を割り込む

2018年12月19日 09:36

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21107.17;-8.28TOPIX;1560.82;-1.69

[寄り付き概況]

 19日の日経平均は前日比8.28円安の21107.17円と小幅続落で取引を開始した。米国株式相場は上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の20970円。円相場は1ドル112円40銭台で前日比で円高方向で推移しているなか、下落して寄り付きとなった。本日東証1部に上場したソフトバンク<9434>の初値が公開価格を2.5%下回る1463円となり、センチメント悪化が意識されるなか、日経平均は寄付直後に取引時間中としては10月26日以来約1ヶ月半ぶりに21000円を割り込んだ。

 業種別では、鉱業が大きく下落しているほか、石油・石炭製品、医薬品などを筆頭にマイナスの展開となっている。一方、空運業、建設業、陸運業などがプラスで推移している。売買代金上位では、東京エレクトロン<8035>の下げが目立つほか、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>などが冴えない動きとなっている。一方、ジャパンディスプレイ<6740>、トヨタ自<7203>がプラスで推移している。《US》

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