藤商事 Research Memo(6):業績および配当性向を勘案し、安定配当を基本方針とする

2018年12月18日 16:30

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記事提供元:フィスコ


*16:30JST 藤商事 Research Memo(6):業績および配当性向を勘案し、安定配当を基本方針とする
■株主還元策

藤商事<6257>は株主還元策として配当を実施している。安定配当を継続して行うことを基本方針としつつ、業績動向や配当性向などを総合的に勘案して配当額を決定する方針となっている。2019年3月期の1株当たり配当金は前期と同額の50円(連結配当性向71.0%)を予定している。なお、同社は手元キャッシュが豊富で財務の健全性が高いが、一方で遊技機市場の先行きが不安定なことから、当面は内部留保金で500億円程度まで拡充することを目標としており、同水準まで達すれば、増配なども検討していく意向となっている。


■生産工程におけるセキュリティ対策

パチンコ・パチスロ機は不正防止対策として、搭載される電子デバイスについて厳しい管理が行われている。部材調達段階で仕様に適合しているか厳正なチェックが行われるほか、製造から梱包、出荷の各工程は厳重な管理のもとで運営されている。なお、同社ではホームページに「パチンコ・パチスロの製造工程」を掲載しており、セキュリティ対策なども紹介している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《SF》

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