新興市場銘柄ダイジェスト:アセンテックが大幅続伸、理研グリンはストップ高

2018年12月13日 15:32

印刷

記事提供元:フィスコ


*15:32JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アセンテックが大幅続伸、理研グリンはストップ高
<5704> JMC 3655 +65
続伸。砂型3Dプリンター「S-Print」を19年12月期上半期、20年12月期にそれぞれ1台ずつ導入する契約をExOne(神奈川県小田原市)と締結したと発表している。砂型3Dプリンターを活用し、鋳造工程の能力強化を図るとともに20年を目途に砂型造形の受託サービスを事業展開するための準備を開始する。自動車メーカーや砂型鋳造を手掛ける一次サプライヤーを中心に新たな顧客獲得を目指す。


<9992> 理研グリン 538 +80
ストップ高比例配分。18年10月期の営業利益を従来予想の3.90億円から5.20億円(前期は決算期変更の経過期間で7カ月決算)に上方修正している。緑化関連薬剤・資材事業で好天により薬剤散布や除草剤が順調に推移した。産業用薬品事業でも剥離・コーティング剤の販売が堅調だった。また、独自品及び高利益品目の販売増加や原価低減策も利益を押し上げる見込み。


<3444> 菊池製作所 924 +36
大幅続伸。19年4月期の営業損益を従来予想の0.44億円の黒字から0.70億円の黒字(前期実績0.95億円の赤字)に上方修正している。試作・金型製品及び量産製品が堅調に推移しているため。また、21日に予定されている自律制御システム研究所<6232>の上場に伴い保有株の一部を売却することから、第3四半期に投資有価証券売却益10.92億円を特別利益として計上する見込み。


<3565> アセンテック 3590 +40
大幅続伸。19年1月期の営業利益を従来予想の3.05億円から3.75億円(前期実績2.53億円)に上方修正。仮想デスクトップや仮想インフラ及びストレージの事業領域が堅調、プロフェッショナルサービスも順調だった。同期の年間配当は従来予想の10.00円から14.00円(前期実績10.00円)に増額修正。第3四半期累計の営業利益は前年同期比41.1%増の3.17億円で着地している。


<8789> フィンテック 110 +1
続伸。11月8日に公表済みのテーマパーク「メッツァ」開業記念株主優待について、具体的な内容を発表。3月31日現在の株主を対象に、3000株以上でムーミンバレーパーク株主優待入園券2枚(2人分)、5000株以上で同入園券4枚(4人分)を贈呈する。来園の際にオリジナル手帳を受け取れる引換券も贈る。また、入園料金(税込)を大人(中学生以上)1500円、小人(4歳以上)1000円に決定。《DM》

関連記事