【株式市場】NYダウ急伸など好感され日経平均は219円高となり新規上場株も好調スタート

2018年12月13日 12:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1817円62銭(214円87銭高)、TOPIXは1617.74ポイント(11.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2113万株

 12月13日(木)の東京株式市場は、NYダウが一時458ドル高と急伸したことなどが好感され、株価指数の先物が先行高し、日経平均は152円高で始まった。ウォールストリート・ジャーナル誌の報道として、中国が「中国製造2025」を修正する可能性などが伝えられ、米中の緊張緩和が期待された。業種別では海運株や資源株が高く、トヨタ自動車<7203>(東1)は11時頃からジリ高基調を強めた。日経平均は前引けにかけて219円79銭高(2万1822円54銭)まで上げ、前引けも214円87銭高(2万1817円62銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 未来工業<7931>(東1)は名証1部に加えて東証1部にも上場し、名証の前日値を上回って好調。図研エルミック<4770>(東2)は情報通信機器の調達に関する政府指針が材料視され急伸。ファイズ<9325>(東マ)は12月18日の売買から東証1部銘柄になることなどが材料視されて高い。ソフトフロントホールディングス<2321>(JQS)は遠隔手話通訳サービスが大手航空に採用とされて活況高。

13日、東証2部に新規上場となったオーウエル<7670>(東2)は公開価格を14%上回る855円で初値がついた。同じく札幌アンビシャス市場に上場したFUJIジャパン<1449>(札A)は公開価格740円を23%上回る907円で初値がついた。

 東証1部の出来高概算は6億2113万株、売買代金は1兆209億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1628銘柄、値下がり銘柄数は420銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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