結婚したがらない未婚男女が増加 20~30代は将来の経済的不安も

2018年12月11日 08:56

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記事提供元:エコノミックニュース

20代から30代の未婚の男女を対象にグローバル・リンク・マネジメントが将来設計に関する意識調査を実施。37.0%は結婚の意向がないと回答した。

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 結婚をするつもりのない男女が増えている。投資不動産を取り扱うグローバル・リンク・マネジメントが20代から30代の未婚の男女に対して将来設計に関するアンケートを行ったところ、結婚の意向がないと答えた人は37.0%にも上った。このうち現時点で結婚を考えていない人は20.3%であったが、今後も含めて一切考えていない人は16.7%との結果である。結婚を選択せずに生涯に渡っておひとり様を貫く決意をしている人も少なくない現状が見られた。

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 日本ではしばしば少子化の問題が取り上げられるが、晩婚率や未婚率が増えていけばその分出生率も低下していく事となる。結婚をしたがらない若者世代がこのまま増加していった場合、出生率にも少なからず影響を及ぼす事となるだろう。少子化と同時に起きている高齢化を考えてみても、新しい世代が生まれるための土台が作られない状況は重大な問題である。

 しかし結婚とは個人の意識が強く関わってくる事柄でもある。グローバル・リンク・マネジメントの意識調査によれば、結婚を考えない理由の52.3%は独身が楽だからというものであった。結婚に必要性を感じないと言う回答や自分の時間を大切にしたいなどと言った声も多く、結婚を自分自身にとってのメリットとして捉えられない男女が増えている事も窺える。

 今はネットを通して誰もがあらゆる情報を入手できるようになり、自分一人でも生きていく事は困難な時代ではなくなった。無理に結婚をしてプライベートな時間を阻害されるより、一人で自由に過ごす事を望む傾向が高まるのも仕方のない事かもしれない。

 だがその一方で、20代から30代の世代の多くが将来的な不安を抱えている事も同アンケートの調査によって判明している。その多くは預貯金額の少なさなど経済的な理由によるものであり、そもそも結婚できるような状況ではない場合も考えられる。

 経済的な不安を抱えながらも、結婚の意向がない人ほど将来のための備えをしていない事がアンケートの回答から分かった。結婚をするとなると当然ながらお金がかかる。一人であれば自分のために使えていたお金も、家族と共に生きていくための蓄えとしなければならないだろう。将来的に子供を作るのであればより高額な費用がかかる。多くの責任を背負わねばならない事も、結婚を望まない人が増える理由の一つなのかもしれない。(編集担当:久保田雄城)

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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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