【株式市場】NYダウの大幅安を受け日経平均は朝方399円安となったが次第に持ち直す

2018年11月21日 12:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1447円53銭(135円59銭安)、TOPIXは1609.94ポイント(15.73ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億9529万株

 11月21日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの551ドル大幅安を受け、株価指数の先物が先行安し、日経平均は取引開始後に339円74銭安(2万1243円38銭)まで下押した。自社株買いを発表した長谷川香料<4958>(東1)が高く始まるなど、個別物色の色彩が濃厚。一方、NY市場ではカラ売り専門ファンドが半導体大手エヌビディアを買いつけたと伝えられ、アドバンテスト<6857>(東1)なども高い。日経平均は私大の持ち直し、前引けは135円59銭安(2万1447円53銭)となった。日産自動車<7201>(東1)は小反発。東証2部指数、日経JASDAQ平均も安いが、東証マザーズ指数は小高い。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)が大幅続伸となって回復を続け、キャピタル・アセット・プランニング<3965>(東2)は朝、東証2部への変更記念配当を発表し活況高。ALBERT<3906>(東マ)は今12月期の業績黒字化への期待などが言われて大きく出直り、ケア21<2373>(JQS)は株主優待の開始などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億9529万株。売買代金は1兆1434億円。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は499銘柄、値下がり銘柄数は1521銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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