Twitterのアイコン、丸くトリミングされて表示されるため同一性保持権を侵害

2018年10月24日 00:37

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 プロの写真家が、自分が撮影した写真を無断でTwitterアイコンに利用されたとして、Twitter社に投稿者情報の開示を求めていた裁判で、東京地方裁判所は10月16日、Twitter社によるトリミングを同一性保持権の侵害と認定して情報開示を命じる仮処分を下した(ITmedia弁護士ドットコム)。

 何故争点がそこになったのか不明だが、ねとらぼの記事によれば、仮処分のために同一性保持権侵害についてのみ検討が行われたとのこと。Twitterではアイコン画像は自動的に円くトリミングされて表示されるため、これが著作者人格権(同一性保持権)を侵害すると訴えた。これに対してTwitter側は「円形にトリミングしているのはプログラムなので、ユーザーは侵害情報の発信者にあたらない」「インラインリンクを設定したにすぎない」と反論したが、裁判所はこれを退け同一性保持権侵害を認めた。

 今回の仮処分では「(画像アップロード時ではなく)ツィート1回ごとに著作者人格権侵害」となることがポイントで、これによりアップロード時ではなく直近ツィートの発信者情報が開示されるため、投稿者の特定が容易になるとしている。今後は開示された情報に基づき、投稿者に対し損害賠償などを請求していくとのこと。

 なお、以前知財高裁が写真のリツイートに対し一部が見切れることから著作者人格権侵害と判断した裁判結果が話題となったが、原告はこの裁判の原告と同じ写真家のようだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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