マザーズ指数は小反発、プラス圏維持も全体としては手控えムード優勢/マザーズ市況

2018年10月22日 16:41

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:41JST マザーズ指数は小反発、プラス圏維持も全体としては手控えムード優勢
 本日のマザーズ指数は小反発。本日は主力の東証1部でハイテク株を中心に売りが先行する展開となったこともあり、マザーズ指数も下落して取引を開始。一時965.67ptまで下げ幅を広げたものの、日経平均が切り返したことからマザーズ指数も下げ幅を縮小。その後、中国・上海指数の上昇を受けて日経平均がプラス圏を回復すると、新興市場でも個人投資家のマインドがやや上向き、積極的な物色も一部では観測された。なお、売買代金は概算で673.20億円。騰落数は、値上がり119銘柄、値下がり140銘柄、変わらず9銘柄となった。
 売買代金ランキングでは、上値追いの展開で資金を集めたイーソル<4420>がトップにランクインした他、anfac<7035>、GA TECH<3491>、ブリッジ<7039>などの直近IPO銘柄にも物色が見られた。また、チームスピリット<4397>は、監査法人トーマツが発表したテクノロジー・メディア・テレコミュニケーション業界の収益(売上高)に基づく成長率ランキングで、50位中23位になったと発表し関心を集め大幅高。パルマ<3461>は、18年9月期の営業利益を従来予想の2.35億円から3.15億円に上方修正したことが好感されストップ高まで買われた。一方、ALBERT<3906>、ギフト<9279>、ロコンド<3558>、バリューデザイン<3960>、アンジェス<4563>などの下げが目立った。《FA》

関連記事