OPPO、大画面ならぬ“全画面スマホ”「Find X」発売

2018年10月20日 20:33

印刷

製品発表会の様子。(画像: オッポジャパンの発表資料より)

製品発表会の様子。(画像: オッポジャパンの発表資料より)[写真拡大]

 オッポジャパンは19日、Androidスマートフォンの新モデル「Find X」を11月上旬に国内発売することを発表した。Find XはOPPOスマートフォンのフラッグシップモデルで、格納可能なステルス3Dカメラを搭載した高性能機種である。海外では既に発売されており、ついに国内販売されることとなった。市場販売価格は11万1,880円(税別)で、Amazonや家電量販店、MVNO各社で販売される予定となっており、予約受付が開始された。

【こちらも】中国スマホメーカー「OPPO」、日本向け第2弾「R15 Pro/Neo」発売決定

 Find Xは格納可能なカメラを搭載することで、インカメラの切り欠き部分がなくなり、前面が全てディスプレイとなった大画面ならぬ全画面ディスプレイを提供する。カメラはアプリを起動することで、自動的にスライドして登場し、使わない時は内部に隠れるという仕組みだ。また、落下検知機能も付いており、カメラを出した状態で落とした場合には、自動でカメラが格納されレンズや本体を守る機能も付いている安心の設計となっている。30万回を超えるテストを繰り返してるようなので信頼性は高い。

 アウトカメラには2000万画素と1600万画素のデュアルカメラを搭載。3Dセンサー搭載で、顔の輪郭などをAIが立体的に感知して、圧倒的なクオリティのカメラ撮影を可能にする。インカメラにも2500万画素という高画質を採用し、顔認識システムの性能も高い。

 ディスプレイは6.4インチの大画面。格納式のカメラによる全画面設計で、ディスプレイ画面は一回り大きいようにも感じるだろう。カラーはワインレッドとサイレントブルーの2種類があり、光沢があって高級感のあるデザインが特徴だ。海外モデルでは車メーカーのランボルギーニとのコラボデザインも販売されている。

 プロセッサにはQualcomm Snapdragon 845が搭載され、メモリ容量は8GB、ストレージ容量は256GBという高性能ぶりだ。フラッグシップモデルと呼ぶに相応しいだろう。また、DSDVDSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)にも対応し、ハイグレードモデルとして抑えているところはしっかりと抑えている。バッテリー容量も3400mAhと大容量で使い勝手は良さそうだ。(記事:風祭・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事