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ノーベル平和賞、性暴力を終わらせるべく尽力中の2氏が受賞

2018年10月6日 23:35

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記事提供元:スラド

2018年のノーベル平和賞は、コンゴ民主共和国のデニス・ムクウェゲ氏とイラク出身のナディア・ムラード氏が共同受賞した。授賞理由は戦争や武力紛争の道具として使われる性暴力を終わらせるための尽力(概要発表全文)。

医師のムクウェゲ氏は長年にわたり、コンゴ民主共和国で性暴力の被害者を救うために活動している。多くは長期化する国内の武力紛争に伴う性暴力の被害者であり、ムクウェゲ氏は戦争の道具として使われる性暴力に対する十分な対策をコンゴ政府や他国の政府が行っていないとたびたび批判。ムクウェゲ氏は戦争・紛争の道具としての性暴力を終わらせるための尽力のシンボルとして国内・国際的に認知されている。

イラク北部のヤズィーディー教徒の村出身のムラード氏は、自身が武力紛争に伴う性暴力の被害者だ。ISISは2014年にヤズィーディー教徒を虐殺し、未成年者を含む若い女性を捕らえて性奴隷にした。ムラード氏は繰り返し性暴力を受け、憎悪に満ちた非人道的なバージョンのイスラム教に改宗しなければ死刑にするなどと脅迫される。3か月後、脱出に成功したムラード氏は自身の体験を人々に伝える活動を始め、2016年には23歳で人身売買被害者の尊厳に関する国連親善大使に任命されている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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