NY為替:米長期金利上昇を意識してドルは一段高

2018年10月4日 07:08

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記事提供元:フィスコ


*07:08JST NY為替:米長期金利上昇を意識してドルは一段高
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円80銭から114円54銭まで上昇し、114円53銭で引けた。米9月ADP雇用統計は20万人以上増加したほか、9月ISM非製造業景況指数が1997年以降21年ぶりの高水準を記録したことから、米10年債利回りは上昇し、ル買いに拍車がかかった。株高に連れたリスク選好の円売りも加速した。

ユーロ・ドルは、1.1554ドルから1.1465ドルまで下落し、1.1476ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが継続。ユーロ・円は、131円25銭から131円83銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3023ドルまで上昇後、1.2925ドルまで下落した。メイ英首相の保守党大会演説後も離脱への不透明感が払しょくできず、高値からはポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9879フランから0.9926フランまで上昇した。《MK》

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