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パイプドHDのグループ企業パイプドビッツは、10月1日、中小規模病院向けシステム「JoyPla(ジョイプラ)」の機能を改良
■院内物品・物流管理および病院と卸間の情報共有機能を強化した「相互共有SPDシステム」としてリニューアル
パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、パイプドビッツは、10月1日、中小規模病院向けシステム「JoyPla(ジョイプラ)」の機能を改良し、院内物品・物流管理および病院と卸間の情報共有機能を強化した「相互共有SPDシステム」としてリニューアルした。
これにより、病院内に保管される物品情報を可視化し、かつ病院と卸間で物品情報をリアルタイムに共有できることで、院内物流業務の透明性化を図り、利便性拡充およびコスト削減を実現する。また、β版ですでに利用している習志野第一病院が10月1日より運用開始した。
■厚生労働省は2017年4月、法定監査の対象外だった医療法人に外部監査を義務付け
団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年は、介護・医療費などの社会保障費の急増が見込まれ、日本の医療にとって大きなターニングポイントとなる。厚生労働省は2017年4月、法定監査の対象外だった医療法人に外部監査を義務付け、病院の透明性の確保およびガバナンスの強化を図るよう、医療法人制度の見直しを実施した。
■SPDの導入には人件費や運営費などで月200万円から400万円の予算が必要だが、「JoyPla」は月10万円
こうした医療費抑制策や制度の変化に対応するための経営改善ツールとして、医療材料の物流管理が可能なSPDを導入する病院が増加している。しかし、SPDの導入には人件費や運営費などで月200万円から400万円の予算を見込む必要があり、導入を諦める病院も少なくない。
そこで、パイプドビッツは、中小規模病院向けクラウド型相互共有SPDシステム「JoyPla」として機能を大幅に改良し、月10万円で病院の職員自らSPD運用ができるシステムにリニューアルした。
■「JoyPla」は今後3年間で約50施設の病院の導入を目指す
今回リニューアルした点は、バーコードラベル活用で物品請求や棚卸業務を簡素化し、受発注状況や商品の最新情報などを病院と卸間でリアルタイムに共有出来るようにしたことに加え、院内物流の可視化により材料コストを削減したことである。
「JoyPla」は今後3年間で約50施設の病院の導入を目指す。その過程では、長期・短期で貸し出しされる高額材料を管理できるサービスや、グループ病院間の実績を横断的に管理できるサービス、さらにはRFIDタグを用いて業務コストを大幅に短縮できるサービスなどを展開し、院内物流業務のさらなる利便性拡充およびコスト削減に努めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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