三菱の世界戦略車「1トンピックアップトラック」が生誕40周年

2018年9月20日 20:37

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1978年・初代『フォルテ/L200』(画像: 三菱自動車工業)

1978年・初代『フォルテ/L200』(画像: 三菱自動車工業)[写真拡大]

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  • 1986年・2代目『ストラーダ/L200』(画像: 三菱自動車工業)
  • 1995年・3代目『ストラーダ/L200』(画像: 三菱自動車工業)
  • 2005年・4代目『トライトン/L200』(画像: 三菱自動車工業)
  • 2014年・5代目『トライトン/L200』現行モデル(画像: 三菱自動車工業)
  • 次世代コンセプトモデル(画像: 三菱自動車工業)

 三菱自動車は18日、1978年に発売した「L200(日本名フォルテ)」を起源とする1トンピックアップトラックが生誕40周年を迎えたことを発表した。

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■累計生産台数約470万台の世界戦略車

 日本国内では見かけなくなったピックアップトラックだが、初代から5代目までの40年間での累計生産台数は約470万台。2017年度は、三菱自動車の販売台数の実に約15%を占めており、車種別では2位となるなど、約150カ国で販売している世界戦略車である。

 これだけの台数を販売できたのは、ピックアップトラックに求められる優れた耐久性、堅牢性、走破性に加えプライベートユースで求められる快適性・乗り心地の良さのすべてをを実現し、新興国市場を中心に世界中で好評を博してきたからに他ならない。

■日本ではキャブオーバーと軽に押されて消滅したピックアップトラック

 日本国内で最後に正式販売されたのは、1986年に発売された2代目となる「ストラーダ」。プライベートユースでも快適な操縦安定性を実現したシングルキャブと、1991年に追加したダブルキャブは、オフローダーらしい迫力あるワイドフェンダーや、キャンプなどのアウトドアレジャーにも適した、今でいうSUVとしての機能と装備を採用していた。その後は「トライトン」となり、2011年までタイからの輸入車として限定的に販売された他は、海外のみの販売となった。

 日本国内では、より効率的なキャブオーバータイプのトラックが主流となり、ピックアップトラックは大小問わず消滅してしまったが、途上国では過酷な環境でのメンテナンス性の良さや、安全性などからボンネットタイプのピックアップトラックが人気だ。

 また、日本でピックアップトラックが減少したのは、より日本の道路事情や使用目的にマッチした軽トラックの性能向上も理由と考えられる。

 現在生産されている5代目「トライトン」は、2014に発売され、“究極のスポーツ・ユーティリティ・トラック”として、都市でも映えるスタイリッシュなSUVスタイリングと、余裕ある居住空間、そして積載容量を実現している。また、新開発のディーゼルエンジン等により多人数乗車でも、力強い動力性能を発揮するとともに、乗用車並みの静粛性と快適性も実現している。

■丈夫で高性能な日本のピックアップトラック

 この三菱の「トライトン」を始め、トヨタではハイラックス、日産ならナバラなど、日本メーカーのピックアップトラックは世界中で大人気であり、メーカー各社の重要な戦略モデルとなっている。ピックアップというと北米市場を連想させるが、1トンクラスのピックアップは東南アジアや中東そしてアフリカがメイン。日本車の丈夫で燃費の良いピックアップトラックは、これらの地域の人々になくてはならない信頼される生活必需品となっている。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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