決算を見極めての冷静な対応が必要【クロージング】

2018年8月7日 16:01

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記事提供元:フィスコ


*16:01JST 決算を見極めての冷静な対応が必要【クロージング】
7日の日経平均は反発。155.42円高の22662.74円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。米中貿易摩擦への警戒や決算ピークの中で積極的な売買が手控えられるなか、前日に好決算を発表したソフトバンクG<9984>が日経平均をけん引する格好となった。寄り付き直後に22500円を下回った日経平均だが、ソフトバンクGが終日強含みに推移しており、断続的なインデックス買いの動きに波及している。結局、ソフトバンクGが日経平均を約69円押し上げている。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。セクターでは石油石炭、情報通信、鉱業、建設、保険、サービス、鉄鋼、ゴム製品が堅調。半面、水産農林、パルプ紙、精密機器、銀行、繊維が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクGのほか、KDDI<9433>、スズキ<7269>、NTTデータ<9613>、トレンド<4704>、コムシスHD<1721>、京セラ<6971>、日東電<6988>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>が重石となった。

本日は終日、ソフトバンクGに関心が集まる格好となり、短期筋の値幅取り狙いの資金も誘った格好のようである。マザーズ指数は1000Pt割れ目前で踏ん張りをみせており、ダブルボトム形成が意識されるものの、東証2部指数、JASDAQ平均はマイナス圏での推移であり、個人主体の需給状況は思わしくないだろう。まずは、マザーズ指数のボトム形成を見極めたいところである。

また、決算がピークを迎えるなかで、決算内容が失望された銘柄に対しては容赦ない売りが浴びせられているが、ソフトバンクGのほか、前日の決算では大阪ソーダ<4046>、手間いらず<2477>、DACHD<6534>、豊和工<6203>、ニチアス<5393>などが個別に物色されており、決算を見極めての冷静な対応が必要であろう。《AK》

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